絶対観ておきたい２月公開映画！
大作映画からミニシアター系映画までYukiが独断と偏見で新作映画を紹介したいと思います！
大学生である私は限られたお金で、できるだけ映画館で映画を鑑賞しています。映画好きな人からすると少ないかもしれませんがだいたい月４本くらいです。この記事では、毎週観たい映画が公開される中で、”劇場で”、”リアルタイムで”観ないわけにはいかない！と思える数本をピックアップしたいと思います。この記事が映画選びの役に少しでも立てば幸いです。
新作映画
・スピリッツ・オブ・ジ・エア 2/8土
・１９１７ 命をかけた伝令 2/14金
・初恋 2/28金
・スピリッツ・オブ・ジ・エア 2/8土
【映像の魔術師アレックス・プロヤスの伝説のデビュー作！】
アレックス・プロヤスをご存知だろうか？『クロウ飛翔伝説』『ダークシティ』など20世紀の最後に驚異的なビジュアルセンスで見るものを圧倒させ、最近では『キングオブエジプト』で一部の映画ファンから密かに支持を得ている監督だ。他にはウィル・スミス主演『アイ・ロボット』、ニコラス・ケイジ主演『ノウイング』などでも知られる。そんなプロヤス監督のデビュー作が30年の時を経て公開されるのだ！
・あらすじ
果てしなく広がる荒野に一軒だけの小さな家に住む足の不自由なフェリックス。彼は手作りの飛行機によって空を飛ぶという妄想に取り憑かれ、いつかこの場所からの脱出を夢見ている。一方、偏執的な気質を持つ妹ベティは、この場所を一生離れてはいけないという父の遺言を忠実に守り、十字架に囲まれて暮らしている。そんな2人の生活の中に、ある日、スミスと名乗る逃亡者が現れる…。
・なぜおすすめしたいか？
初期プロヤス作品の源泉に触れることができるから！大学生である私はもちろんリアルタイム『クロウ飛翔伝説』『ダークシティ』を観たわけではないが、DVDで観賞し、圧倒的なビジュアルセンスに度肝を抜かれたからだ。VFXのレベルを格段に引き上げた映像革命的作品である『マトリックス』以前の作品であるこれらの作品は、決して高い制作費ではないもののあくなき創作意欲で
・おまけ
↓『ダークシティ』の有名シーン
・１９１７ 命をかけた伝令 2/14金
【サム・メンデス×ロジャー・ディーキンス 傑作『スカイフォール』コンビが送る驚異の映像体験！】
この作品がYuki的２月の本命です！『アメリカンビューティー』『レボリューショナリーロード』『スカイフォール』など寡作の作家ではあるもののどれも映画史に残るレベルの傑作を世に送り出してきた監督”サム・メンデス”と彼に加え、コーエン兄弟、ドゥニ・ビルヌーブなど一流監督と仕事をしてきた撮影監督”ロジャー・ディーキンス”が再びタッグを組む！
・あらすじ
若きイギリス兵のスコフィールドとブレイクの2人が、兄を含めた最前線にいる仲間1600人の命を救うべく、重要な命令を一刻も早く伝達するため、さまざまな危険が待ち受ける敵陣に身を投じて駆け抜けていく姿を、全編ワンカット撮影で描いた。1917年4月、フランスの西部戦線では防衛線を挟んでドイツ軍と連合国軍のにらみ合いが続き、消耗戦を繰り返していた。そんな中、若きイギリス兵のスコフィールドとブレイクは、撤退したドイツ軍を追撃中のマッケンジー大佐の部隊に重要なメッセージを届ける任務を与えられる。
なぜおすすめしたいか？
全編ワンカット撮影による驚異の没入感が得られるから！カメラは終始主人公２人を追い続け、観客は絶望的な戦場を彼らとともに追体験することになるのだ！長回しは登場人物たちと空間を共有するような感覚を観賞者に体感させるため様々な映画で用いられている。そして本作のような全編ワンカットの映画もないわけではない。アルフレッドヒッチコック監督『ロープ』、2016年のドイツ映画『ヴィクトリア』などもそうだ。しかし本作にどうしても期待してしまうのはサム・メンデスとロジャー・ディーキンスという天才コンビが１億ドル以上もの制作費をかけて作り上げた作品だからだ。アカデミー賞でも数部門ノミネートしており、アメリカをはじめすでに公開した国では絶賛評が集まっている。
・おまけ
↓『スカイフォール』の美しい撮影
・初恋2/28金
【MIIKE IS BACK!! 三池崇史によるオリジナル・バイオレンス・恋愛・映画！】
世界の三池崇史が帰ってきた！『ジョジョ』『テラフォーマーズ』『無限の住人』、、、近年では毎年一本彼の映画が公開されるような商業作家としての地位を確立した彼だが、漫画原作の作品にはどこか物足りなさ、そして三池崇史のフラストレーションを感じなくもない。しかし、本作は『オーディション』『殺し屋１』『１３人の刺客』などの彼の暴力的なまでの魅力が詰まった
・あらすじ
天涯孤独の身で類まれな才能を持つ天才ボクサーの葛城レオは、試合でまさかのKO負けを喫し病院へとかつぎこまれた。医師から自分の余命がわずかであるという事実を突きつけられ、自暴自棄になりながら歌舞伎町の街を歩くレオの目に男に追われる少女モニカの姿が飛び込んでくる。ただごとではない様子からレオが反射的にパンチを食らわせた男は、ヤクザと裏で手を組む悪徳刑事・大伴だった。モニカは親の虐待から逃れるため歌舞伎町に流れ着き、ヤクザにとらわれていたという。レオは彼女を救うことを決意するが、その選択はレオがヤクザと大伴から追われる身となることを意味していた。
・なぜおすすめしたいか？
久しぶりにバイオレンス全開三池崇史が見られるから！
『ジョジョ』『テラフォーマーズ』『無限の住人』、、、近年では毎年一本彼の映画が公開されるような商業作家としての地位を確立した彼だが、漫画原作の作品にはどこか物足りなさ、そして三池崇史のフラストレーションを感じなくもない。しかし、本作は『オーディション』『殺し屋１』『１３人の刺客』などの彼の暴力的なまでの魅力が詰まった作品になっているそうだ。米批評サイトrottentomatoesでは96%が高評価！数々の映画祭に出展し、絶賛を集めている。
以上、３つの作品をお勧めしました。観たら感想もあげたいと思います！
